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「My hobby is ○○」で話の幅を広げよう

ギターを弾く事が趣味な様子

 日常生活において、初対面の人と出会ったり知人に誰かを紹介された時には、自分の名前や自分と友人との関係性を話すなどし、簡単な自己紹介(参考: 自己紹介では「Call me ○○」を付ける)をする訳ですが、英会話初心者の場合には、そう言った簡単な説明をする事すら英語となると容易ではありません。

 そんな時に、「“簡単に話せて”、尚且つ“その後の会話が極端に分かりやすくなる”ような自己紹介が有ったら良いな?」と思いませんか?

 結論から言うと、実は、そう言った無理難題を可能にしてくれる、英会話初心者にとって“とっても有益な魔法のような自己紹介の方法”と言うのがあるんです。

 そこで、ここでは「英会話初心者にとって“オンライン英会話レッスン”でも役立つ有益な自己紹介の方法」について、バッチリ解説・紹介していきたいと思います。

My hobby is ○○.の有益さ

 その魔法のような自己紹介の方法とは(題名の時点で既にネタバレしてしまっていますが(笑))、自己紹介の時に「My hobby is ○○.(私の趣味は○○です)」と、いきなり自己紹介の最後に自分の趣味を付け加えてしまうことです。

 正直言って、初対面の人に対して、「私の名前は□□です。私の趣味は○○です。」と言うのは、会話の流れ的に「あなたの趣味なんて誰も聞いてないよ!」と相手に思われる事を考えてしまい、“趣味まで相手に伝える事に躊躇してしまう”と言う方も比較的に多いかと思います。

 しかし、これが「ESL(語学学校)」や「オンライン英会話レッスン」のような“英語(英会話)を学ぶ場”での自己紹介となると全く状況が変わってくる事を御存じでしょうか?

 そう言った学習の場での自己紹介で、自分の名前だけで無く「趣味」や「興味がある事」について話す人と言うのは、「英語を使い、少しでも相手に伝えようとしている」と言う強い意志を聞き手は感じます。

 そのような自己紹介をオンライン英会話の先生が聞いたなら、「この人は本気で英語を覚えたいんだな、私もしっかり教えてあげよう」と言う気になり、先生の「やる気」さえ起こしてしまう自己紹介の方法と言うのが「My hobby is ○○.」なのです。

趣味を相手に伝える事は決して馬鹿にできない

 「何だ、魔法の方法って、ただ趣味を相手に伝えるだけか・・」と、残念に思われた方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、英会話初心者にとって、この“趣味を伝える”と言う行為は最大の武器になり、「決して馬鹿にできる事では無い」と言う事を少し紹介させて頂きましょう。

 まず、趣味を相手に伝える事で、「あなた自身が何に対して興味を持っているのかを相手に伝えられる」と言うメリットが有ります。

 相手に興味がある事を伝えられると言う事は、もしも相手があなたと同じ趣味を持っていた場合には、その“趣味”の話題で盛り上がり、お互いの距離が近くなり、もしかすると将来もずっと連絡を取り続ける事になる親友となるチャンスが最初から転がりこんできます。

 そしてもう1つ最も重要なポイントが、相手に趣味を伝える事により話題が趣味関係と移行することで、「自分の得意な分野での英会話を話すため理解力が全く違う」と言う事が挙げられます。

 例えば、「fishing rod(フィッシング ロッド)」と聞いて何を意味している言葉か分かりますか?

 直訳すると「魚・棒」と言う意味なので想像して分かる方もいらっしゃるかと思いますが、これが「釣りが趣味の人」の場合、ほとんどのケースで「英会話初心者」だろうと、「英語について全く学習した事が無い人」だろうと関係無く理解できてしまいます。

 それは、「釣竿」の事を日本語で「ロッド」と表現する事が有るからです。

 つまり、英語初心者レベルでも、「自分の土俵で相撲を取る事」により、最初から有利な条件での英会話なので、他のトピックについて話すよりも圧倒的に英語が分かり易くなるのです。

 どうです?自己紹介の時に相手に趣味を伝える事の大切さは、少しは伝える事ができたでしょうか?

自己紹介時に趣味を伝える事のポイント

  • 相手との共通の趣味で話題が盛り上がる
  • 相手と仲良くなれやすい
  • 自分の好きな分野について話すので理解度が最初から高い

「My hobby is ○○」の文章の作り方

サッカー(スポーツ)はhobbyじゃない

 さて、それでは「My hobby is ○○」のようにして、「私の趣味は○○です」と言う場合の文章の作り方について簡単に説明をしていきたいと思いますが、文章の作り方は至ってシンプルです。

 英会話初心者の場合には、特に自分の趣味としているものを○○に入れるだけで、相手が英語のネイティブスピーカーならば、ほぼ100%近く理解できるかと思います。

 少し突っ込んでキッチリとした文法で話たい方は、例えば、先ほど紹介したように“釣り”が趣味の人は「My hobby is fishing.」と言う風に「fish」に「ing」を付ける形で言ってください。

 また、「ピアノやギターと言った楽器が趣味です」と言った場合には、「play(する)」に「ing」を付けて、「My hobby is playing the piano.(私の趣味はピアノを演奏する事です)」または「My hobby is playing the guitar.(私の趣味はピアノを弾く事です)」と言う風に文章を組み立ててください。

 ※ 楽器の場合には、楽器名の前に「the」が入るので注意してください。

スポーツは「hobby」に入らない

 最後に、日本人が良くする勘違いについてなのですが、日本語で言うと「私の趣味はサッカーです」と言うのは自然使われる表現ですが、英語では厳密に言うとスポーツと言うのは趣味ではありません

 そのため、趣味として何らかのスポーツを相手に伝えたい人は「hobby(趣味)」と言う単語は使わずに「interest(興味・関心)」と言う単語を使って、「I'm interested in soccer.(私はサッカーに興味が有ります)」と言う風に表現してください。

 また、少し余談になりますが、英語のネイティブスピーカーの多くは「hobby(趣味)」と言ったフレーズよりも、「interest(興味・関心)」を使った表現を用いる事が多いので、この際ですし、両方の表現方法を覚えてみてください。

be interested in ○○

 この「be interested in ○○(○○について関心がある:興味がある)」と言う表現方法は、日常会話やビジネスシーンでも良く使われる表現となります。

 例えば、「I'm very interested in you.(私はあなたに興味があるんだ)」何て言う表現としても使える非常に便利なフレーズです。詳しくは中級編ですが以下を参照してください。

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